鈴木水産 真鯛の切り落としを買ってみたら、予想外の事態に!?
3/7 ブレーメン商店街の鈴木水産を覗いたら、真鯛の切り落としがあるじゃないですか。
それも山盛りてんこ盛り♪
いやん♪ありがたす!
ブレーメンの応援隊ファミリーは真鯛のあらが大好きです。
特に、2歳の長男は真鯛のあらでとった出汁をご飯にたっぷりかけて食べる「鯛茶漬け」が超好物。
そんなわけで、鯛のあらを買って調理しようと思います!
まずは中身を確認しよう!
まず頭の半身が4つ
三枚おろしの骨の部分5つ
おなかの部分のぷるぷる1つ
刺身になりそうな小さな切り身ちょこっと
あ、他の切り身、撮るの忘れた・・・
今回は、なんとなく、兜煮とあら汁にすることに決定!
私が兜煮食べたい!そして息子がきっとあら汁をすすることだろう。
そして、私は調理にふけった。
鍋を2つ用意する。1つは兜煮。1つはあら汁。
あら汁の方は適当に水を入れて、昆布をインして放置。
まずはうろこを丁寧に取る。
何事も準備が肝心。下準備をおろそかにしたら全てを台無しにすることだってあるんだ。
そう…あら汁をすすったらうろこがダイレクトインしてきたら非常にウザい。
味わうどころじゃない状況になるんだ。
鯛を味わうためにはこのうろこをいかに丁寧に取れるかがポイントになってくる。
うろこの取り方は、沸騰するお湯に10秒ほどつけると、うろこがふわーと立ってくる。
あまり長くやると身にも火が通ってしまい、うろこと一緒にポロリンしてしまうから注意が必要だ。
短いとうろこが取りにくい。
湯通ししたあとは、手でも簡単にうろこがスルスル取れるぞ~
鯛だけではないけど、魚のあらにはごぼうが合う。
ごぼうが魚の臭みを消してくれるのだ。
これは三陸にボランティアに行ってた時に漁師さんに教えてもらった技だ。
生姜も好きだから入れる。
なので、今回は兜煮にたっぷりごぼうと生姜を使う。
このごぼうは事前にお酢で茹でて冷凍したものを使用。ごぼうはお酢で茹でると短時間で柔らかくなる。
まずは頭を丁寧にうろこを取ったら、お鍋に適当に水300mlくらいと醤油・みりん・酒大さじ2と砂糖少々をいれて強火でぐつぐつ。
煮汁をバンバンぶっかけながら「おいしくな~れ」とブツブツ唱える
あら汁の方は大根と人参をメインに切って、昆布が浮いてる鍋にインして火をかける。
沸騰してきたら鯛のあらをどーんと入れる。灰汁が出てきたらすくい取ると臭みが少ない。
家族に食べてもらおう
早速出来上がったものを食卓に出す。
夫はさっそく、あら汁をすする・・・が、突然吹き出し咳き込む!
「えええええ!!!まずかった?」
「〇%$?+*-$※!!」
どうも一口目からダイレクトに喉に骨が刺さったらしい。
魚の骨が刺さったらご飯いっぱい食べると取れるらしいよ。
と言ったら、いつもよりもさらに山盛りご飯を食べていた。
全く余裕がなかったようで、おいしいとか全く言わずにガッツいて食べていた。
翌日のあら汁を食べた時、彼は初めてそのおいしさに気づいたようで驚いていた(笑)
息子は別のおかずに夢中で、あら汁には手を出さない。
大体いつもそう。汁物、好きなもの最後に残す派。
最後に、余ったご飯をあら汁にインして猫まんま状態にした息子は、アッという間に平らげた。
そしてお代わりした。
私は黙々と、食べたかった兜煮を食べた。
とてもおいしかった。もっと食べたいけど、もう半身は夫が食べた。
また作ろ・・・鈴木水産、またお願いします!